銅の高精度MIM:MIM技術ニュース

世界最高レベルの材料ラインナップと、 製品精度でこれまでなかった部品を実現 過去のニュースでお伝えしたマイクロギアと同じく、MIMのご要望が増えているのは銅製材料のMIMです。 導電性、熱伝導性に優れた銅材料を放熱板や導電部品として使用したいという要望です。 銅材料は材料単価が高く、切削加工すると材料歩留まりが悪いため、量産を行う上では不向きなケースが多く、実はMIMという製法が銅部品の量産コストを下げる上で、最も優れた方法のひとつなのです。 金属射出成形による銅製MIM しかし一般的には銅のMIMは敬遠される材料です。 通常のMIMメーカーが用いている製造手法(特にバインダ関連)では銅材料への対応が困難で、品質のコミットが難しいという事情があります。今夏、ドイツやイタリアの企業を数多く訪問しましたが、日本と同様、ヨーロッパでも製作できる会社はほとんどありません。 従って、銅材料やチタンといった、一般的なMIM材料の範疇から外れた材料については、1から成形、焼結等の諸条件の研究、設定が必要なのですが、日本マイクロMIMでは20年以上前から、MIMのマイクロ化に焦点を絞り、世の中に無い独自の製造方法を研究開発部門の活用により続けてきました。 そのため銅材料をはじめとして、世界でも類を見ない幅広い材料・精度対応が実現できています。 純銅、銅合金、洋白など、銅製材料MIMの製作は日本マイクロMIMにおまかせください! μ-MIMによる銅製MIM 微細加工