軟磁性材料の工法転換はおまかせ下さい!

2017/11/01

軟磁性部品の量産化をMIMで検討してみませんか?

磁力を保持する力が小さく、透磁性が大きい材料のことを軟磁性材料と呼びます。
軟磁性材料は磁場の影響下では強く磁化されますが、磁場が存在しない場合は磁力を持たない性質を持ち、多くの業界で利用される付加価値の高い機能性材料です。
軟磁性材料の部品は主に家電機器やコンピューター関連の事務機器、あるいは一般産業機器部品として採用されており、現在では各種空油圧機器、自動車エンジンの燃料噴射装置の電磁弁をはじめとして、
ソレノイドコア、インジェクタコア、プランジャー、トルクセンサコア、各種センサー等、さまざまな用途で用いられています。

特に軟磁性部品の中でも、高精度や微細形状を要求される部品の多くは、現状切削加工や粉末冶金法を用いて製作されていますが、課題も数多く存在しています。

そこで太盛工業ではMIMによる磁性部品の開発に取り組み、実用化に至る所まで漕ぎ着けることができました(経済産業省 サポイン採択)。

MIM技術で製造する事で特に磁気歪を気にする事なく、複雑形状への対応、大ロットへの対応、MIM技術特有の磁性・非磁性材の複合部品の一体化など、ネットシェイプでの軟磁性部品製造へ応用することができ、緻密な軟磁性部品を高精度で製作可能です。

軟磁性部品の工法転換は是非お任せ下さい。