代表取締役
田中 茂雄 / SHIGEO TANAKA

1982年太盛工業㈱に入社。その後1984年取締役、1992年代表取締役社長に就任。2006年には、京都工芸繊維大学大学院にて博士号取得。2017年12月、日本マイクロMIMホールディングス 代表取締役社長に就任。


昨今、モノづくりを取り巻く環境は大きく変化し、そのスピードも以前とは比較できないものとなってきております。
そのため、企業自身が自社のあり方を考え、変化を余儀なくされる時代に突入してきています。
今を大切にすることはもちろんですが、未来を見据えた上での”今”を考え、新たな取り組みを行う姿勢が求められています。

このような背景から設立を行ったのが日本マイクロMIMホールディングスです。

今回の設立には、私が代表を務めてきた太盛工業(株)がこれまで世界的TOPメーカーとして築き上げたマイクロMIM関連のノウハウ・技術を活かしつつ、未来のモノづくり企業の形を具現したいという思いが込められています。
もちろん、太盛工業(株)で提供してきた特許技術であるμ-MIMの市場価値は、今後のニーズであるダウンサイジング化・微細化の流れに合う加工技術であるとの自負もあります。ただ、1つの加工領域だけに縛られることなく、時代のニーズに合う技術の提供が必要ではないか、特に時代の先端を行く研究開発分野においては必須であると考えます。

その点から、日本マイクロMIMホールディングスでは、モノづくり全般における加工ノウハウとμ‐MIM技術を活かした技術協力・技術供与などのコンサルティング・研究開発サポートを担うことも事業としております。

AI革命と呼ばれる時代に突入し、情報を伝達するだけでは価値を生めない時代となりました。
今後は課題に対して適切な回答を提供できる課題解決型のプロだけが生き残れる時代であると考えます。
当社は、太盛工業(株)をグループ傘下に持つことで、他社では真似のできない新たなモノづくりノウハウの提供が可能です。

時代の変化が激しく、変革の時代においてお客様の新たなブレーンとなり得る企業を実現していきます。