切削加工では不可能なφ10mm以下の微細歯車(微細ギア)の加工は金属射出成形で!
微細ギアの試作加工品
産業機器
微細歯車(微細ギア)
SUS316L 5F
Z=39歯数、 モジュール 0.2、 PA=20°圧力角
切削加工で困難な加工を実現
φ10mm以下の微細歯車
備考
こちらの製品は微細ギア部品で産業機械を中心に使用されるものです。これまでに当社でも減速機器向けの製造を行ったことがあります。この微細ギアの特徴としては、内径がφ10以下となっており、切削により加工を行うとすると、工具歯の問題で加工が不可能であるとされています。また、φ10以上の場合においても、3~5万個/月が限界であるとされています。ギア歯の精度についても、写真の製品のように、蓋付きのギア部品の場合には、工具が貫通できないのでギア歯が歯底まで到達せず十分な形状と精度の加工ができないものとなります。
一方で、日本マイクロMIMが提供する金属射出成形技術では、ミクロン台の精度が必要な微細ギアの加工を得意としており、こちらの製品でも、内歯ヘリカル基準で、0.05以下の精度となっています。
微細ギアのニーズは、製品のダウンサイジング化に伴い、少しずつ高まりを見せています。当社としては、切削加工では難しいサイズ、形状の部品の製造をMIM技術により、実現をしていきます。
開発段階で製造方法に悩まれている方はもちろん、
切削で加工を行っているが精度、コスト面で問題が・・・
MIMで作っているが、歩留まりが悪すぎる・・・
という方は一度、ご相談ください。