表面にマイクロ特殊形状を付与
逆テーパ微細構造
異材質接合・複合化、医療、半導体製造、モバイル機器、磁性部品
異材質との接合を要する部品
SUS,磁性材料,Ti etc. MIM(金属射出成形)適応化材料全般
たとえばゴムなどの異材質部品との接合を要する金属部品の表面に逆テーパ状のマイクロピラーを設けることで、そのアンカー効果から物理的な接合強度の向上がはかれます。
他の加工では実現不可能な逆テーパ形状
備考
日本マイクロMIMホールディングスでは、MIM(金属粉末射出成形)を利用することで逆テーパ微細構造を提供しています。この構造は、逆テーパ状のマイクロピラーを金属部品の表面に設けた構造品で、医療用部品や、半導体製造装置内部品、モバイル機器、磁性部品などで用いられることがあるものとなります。この構造を付加することで、異なる材質の部品と金属部品を接合することができ、その他の接合方法と比較して強度向上が可能となります。この構造に利用される材質は、SUS(ステンレス鋼)・磁性材料・Tiなどの、 MIM適応化材料全般となっております。逆テーパ微細構造を利用することのメリットは、異なる材質の部品と金属部品を接合する際、アンカー効果により物理的な接合強度が図れることです。このμ-MIM®(金属粉末射出成形)技術を使用することで、μ-MIM®(金属粉末射出成形)加工以外の加工では実現不可能だった逆テーパ形状を実現することができます。また、接合用途のみではなく接触面積の増大や表面積の有効化により、触媒・電気化学分野での利用など幅広い用途に検討頂いております。
開発段階で製造方法に悩まれている方はもちろん、切削で加工を行っているが精度、コスト面で問題が・・・MIM(金属粉末射出成形)で作っているが、歩留まりが悪すぎる・・・という方は一度、ご相談ください。