医療用 世界最小逆止弁

既存MIM技術の限界を超え、圧倒的な微細化を実現
医療用 世界最小逆止弁
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名称医療用 世界最小逆止弁
業種医療
製品逆止弁
材質SUS316L
精度寸法精度 ±0.3%以下
重量
サイズ壁薄肉部 t=0.2mm
メリット中空構造内部の複雑形状化
形状特性中空構造、微細形状、アンダーカット

備考

μ-MIM技術活用のきっかけ

太盛工業のμ-MIM技術を現すワークとして製作した世界最小のMIM製逆止弁 機械加工をはじめとして、逆止弁を小型化するための技術を探している中でμ-MIMの太盛工業に声掛け頂きました。他のMIMメーカーでは「不可能」との返答を受けたとのことでしたが、太盛工業では技術開発を行い技術サンプルワークとして製作しました。

製品の特徴

一般的なMIMでは不可能な内部構造、薄肉構造を持ちます 内部が中空構造になっており、弁となる金属球が内部に収められています。このような形状は一般的なMIMでは成形が不可能です。また円筒部の壁部分も非常に薄い設計となっており、破れや歪みなく安定して量産を行うことが重要です。

μ-MIM技術活用の効果

既存加工技術と比較して圧倒的な小型化、コストダウンを実現可能 このような形状部品であれば従来主要な加工方法であった機械加工と比較して、60%以上のコストダウンを実現できます。

また一般的なMIMでは複雑な内部構造や薄肉部が金型構造の制約と成形技術の限界から実現できませんが、μ-MIMでは双方の課題解決を同時に行うことができ、製品設計上、大きなメリットをもたらすことが可能です。