日本マイクロMIMホールディングスでは、自動車・産業機械・医療業界向けに様々な微細部品を提供しています。
特に、サイズ1mm以下で、
・「切削では加工が難しい・・・」
・「加工が不可能である・・・」
とされている部品の量産化において強みがあると言えます。
最近では、産業部品のダウンサイジング化・高精度化に伴い、
日本マイクロMIM HDには、
・微細ノズル
・微細ギア
等々のお問い合わせをいただくようになりました。
今回は、その中でも微細ノズルについて紹介をいたします。
微細ノズルの依頼をいただく場合、お問い合わせ内容としては大きく2点あります。
①微細ノズルの外形形状自体の加工が困難
こちらはサイズが1mm以下であるため、加工を行う際に、
「このサイズの切削加工機を持ち合わせていない為、精度が出せない。」
②微細ノズルの穴あけ加工(流路の確保)が困難
ノズルの内径の加工がストレートの穴加工でないため、ドリルを中に入れての加工が出来ず、
加工が難しいと言われた。
と言ったことがあります。このように切削加工では、一定のサイズ以下のノズルの加工は外形の面でも・内部構造の面でも
加工が難しいとされる場合が多く、1mm以下で複雑形状のノズルの加工をどのように行うかということが課題となっています。
そこで、当社では、1mm以下の微細ノズルや内部の流路が複雑な小径ノズルに対して、
金属射出成形(MIM)による加工の提案を行っています。
金属射出成形(MIM)技術は他の加工方法と比較するとコスト面では、高いとされていますが、
1mm以下の製品となると、切削による加工コストを考慮するとコストメリットの提供が可能となります。
つまり、1mm以下のサイズの微細部品・小物の機械部品においては金属射出成形(MIM)による加工を検討するべきであると言えます。
下記には、当社で製作を行った微細ノズルの形状について紹介をしています。
切削加工により製造を検討されている場合と比較すると形状の複雑性やその再現性(量産性)の面では遥かに優位性を持つ加工方法です。
1mm以下の微細ノズル、複雑な流路の確保が必要なノズルの加工は、MIMによる成形をご検討ください。
製作実績はこちら
1.ステンレス製ニップル 医療機器に使用される部品
>>>>http://micro-mim-japan.com/case/mim%E8%A3%BD-%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB-2
2.ラバルノズル 医療機器部品
>>>>http://micro-mim-japan.com/case/%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%BA%E3%83%AB-2
お困りの際にはぜひともご検討ください。