寸法精度±0.1%の高精度を実現
金属射出成形のプロセスは材料となる金属粉末と仮の接合材となる樹脂を混合するところから始まります。
2種を混合したものを金型中に射出成形し、その成形物を炉の中で脱脂、焼結させることで目的とする金属製品を得ることができます。
しかしこのプロセス上では単純な樹脂成形とは異なり脱脂、焼結の工程が存在するために製品サイズは成形時から縮小、あるいは変形してしまいます。
そのためMIMによる高精度部品の製造時には、焼結後の部品に、機械加工等の二次加工が必要だとされていました。
しかし日本マイクロMIMホールディングスの、MIMを超えた超精密MIMであるμ-MIM(登録商標)技術では、通常機械加工が必要なギアのような高精度部品でもネットシェイプ製造が可能です。
お写真は日本マイクロMIMホールディングスで製作したワークでヘリカルギアの写真です。
このような切削加工で製作すると非常に長い加工時間を要する部品も、MIMを利用することで大ロットの製造が可能になります。
またモジュール0.3以下のギアも量産が可能です。
その他さまざまな事例はこちらをご覧ください。
この日本マイクロMIMホールディングスの超精密MIMの技術は、これまでカメラや医療機器等の高精度を必要とする重要部品に用いられています。
精密部品のMIM技術に関するご相談は日本マイクロMIMホールディングス、こちらまで!